犬が病気になったときのサインを知る

愛犬が気をつけるべき症状

• 下痢

便秘や下痢が48時間以上続く場合、また、血便や粘液が出るなど、うんちの状態に変化がある場合は、獣医師の診察を受け、できれば新しい便のサンプルを持参することをおすすめします。

• 何度も嘔吐、ゲーゲー、くしゃみ、咳をする

心配の種は、食事中に気分が悪くなったり、喉を詰まらせたりすることが続くことです。特に老犬の嘔吐は、アレルギーの発症やより深刻な感染症を示唆していることがあります。また、ケンネル咳嗽は非常に感染力の強い病気です。

• 24時間以上、食事をしない

さまざまな理由で犬の食習慣が不規則になることがあります。1日以上食事をしない場合は、獣医師に相談してください。

• 極端な喉の渇きや排尿

喉の渇きや尿の回数が多いのは、病気の症状としてよく見られるものです。

• 歯ぐきが赤く腫れている

歯周病は、歯ぐきの赤みや腫れ、特に口臭が気になります。歯周病がひどくなると、歯が抜けたり、食べ物を口から落としたり、食べられなくなって痩せたりすることもあります。

• 排尿障害

排尿の際に、声を出したり、背中を丸めたり、尿に血が混じっていないか確認します。

• 鼻水・目やに

くしゃみ、息切れ、目やに、鼻水などインフルエンザのような症状や、あえぎ、息切れなど、呼吸器系のトラブルが考えられます。

• 皮膚のカサカサやかゆみ

皮膚の状態は、健康状態を表す一般的な指標となります。滑らかで、ピンク色か黒色の皮膚が理想的です。かゆみ、ただれ、しこり、皮膚炎などの症状がある場合は、ノミに刺されたことによるアレルギー反応である可能性があります。ノミに刺されると、このようなアレルギーを引き起こすだけでなく、いくつかの病気を媒介する可能性のある昆虫がたくさんいます。

• 体重の変化

2～4週間かけて徐々に体重が減っていくような場合、あるいはもっと長い期間をかけてゆっくりと、しかし着実に体重が減っていくような場合は、心配する必要があります。また、予期しない体重の増加も、問題があることを示しています。

• 無気力、疲れやすい、体調不良の様子

愛犬の様子がいつもと違って、健康的で活発な場合は、よく観察してみましょう。人間と同じように、犬も病気のように見えることがあります。明らかな症状がなくても、症状が続くようであれば獣医に行くことをお勧めします。